引っ張り出されたものの影響

◎引っ張り出されたことで

アメリカ大統領選挙については、その後少し話はあったものの、それ以外は特になにかいわれることはなく、「黙って見ていなさい」は今なお継続中です。

 

小競り合いがまだ2~3年続くといわれましたが、あちらから見ての小競り合いは私たちから見たらけっこうインパクトがあることだろうね、とひろかねさんに言われました。

 

あの選挙で明るみに引きずり出されたものは、人々に意識されることにより、それ以前のようには好き勝手できなくなっています。

 

都合の悪いものを隠しておけば、誰に邪魔されることもなく好き勝手できます。

 

力があれば隠したり隠れ続けることもできますが、わかりやすいところでいえば、人身売買や児童に関する事柄など、今回は力が弱まっていることもあって耐えきれずに引きずり出されているので、引きずり出された側は改めて力を蓄えたり、身を隠そうと必死です。

 

そのため、とりあえず好き勝手やるのに邪魔なことをもみ消したり抑えこんだり、制度や状況の改変にいそしんでいることもあり、大きくグダグダに突き進む余裕がそこまでありません。

 

ですから、トランプさんがやったことの影響で、今のところは事態が極端に動かずに済んでいるようです。

 

選挙前後にここに書いてきたことはあの時点で感じた高い可能性でしたが、どちらに転んでも大変になっていく可能性があったものの、ぎりぎりのところでバランスがとれて大きく崩れないで保てているように感じます。

 

それが長い目で見た時にどういうことになるのかは、その時になってみないとわかりませんが、隠れていたものを表に引っ張り出すことが何よりも大きな成果だったようですから、これはこれでよし、ということになるそうです。

 

 

 

 

◎役に立つことを考える

何度も書いてきていますが、幸せに生きたいのであれば、私たちは自分に決定権のある事柄の中で判断して、自分が生きやすくなることをしていくことが大事になります。

 

大統領が誰になろうと、経済がバブルや不景気になっても、病気が蔓延しても、地面が揺れても、噴火がおきても、それが今自分が生きていくうえでどこまで大事なことなのか考えてみれば、その意味はわかるはずです。

 

これをやったらいつか幸せになるよ、よりも、いま幸せになることをやった方が納得できるでしょう。

 

まずできることがあるなら、気づけたときに気づいたところからやるのです。

 

例えば、癌になるかもしれない、と不安になって悩んでばかりいるくらいなら、体に負担のかかる成分が含まれている食品を減らしたり、内臓に負担をかけている食事の頻度や量や内容を見なおして、癌にならないなりの工夫を少しでも始めてみることです。

 

またなによりも、持ち越している悩みに向き合い、そこに隠してきた否定的な思いに気づいてかえていくことや、不安や不満を持ち越さない考え方を身につけてストレスを減らしていくことはとても大事なことです。

 

日常的な人との関係で悩んでいれば、問題解決に向けてできることは、少し調べてみればいくらでも出てきます。

 

エゴで生きていれば、みな似たようなことで悩みますし、同じような失敗もするものです。

 

自分だけがおかしい、ということも時にはあるでしょうが、大半が同じようなことで悩み、問題を感じています。

 

そういうことを一つ一つやっていくだけでも、生きやすさはずいぶん変わります。

 

相手に強く言われると尻込みする人がいます。

 

気づいていない人もいるようですが、強く言えば話が通ると思い込んで、おかしなことでも感情的になって言い切る人もいるのです。

 

親子関係や職場のワンマンな人などにも見られます。

 

それで毎回高圧的な態度で接してくるのですが、何を言っているかよく考えてみれば、そんなに気にすることでもない場合があります。

 

それとわかれば、相手にむやみやたらに従う必要はありません。

 

考えて賢く対処していけばいいのです。

 

相手が悪い、とこちらも卑屈になったり怒りで否定的になっても、やたらに否定することは自らを歪めます。

 

生きづらくします。

 

自分の対処によって変わるものがあるのであれば、相手を否定するのではなく自分をかえることをまずしてください。

 

自分の思い込みで決めつけて判断を投げ出すのではなく、なにをいっているのかよく考える癖をつけていくことで、とっさのことでも動揺して自分を見失うことなく、安易な否定に陥ることもなく、落ち着いて一つ一つ対処できるようになることが増えていきます。

 

そして、そこで自分の考え方をチェックしながら相手に対処し、自分がどう生きたいのかも考えて対処することができたなら、負担を感じる問題を解決すると同時に、意欲がでてくる自分が生きやすい方向、幸せを感じることにも近づくため、より納得する生き方ができるようになっていきます。

 

そういうことに頭を使えるようにしていくと、よりよい成長が得られます。

 

 

 

 

◎意味の有る無し

自分を変えていくこと、自分の考え方、言葉、行動、そういうものを例えわずかでも変えることをすれば、それは今までとは異なる結果になっていくのです。

 

そのわずかさえもやることをうとみ、自分に都合のいいことをなにもしないで待っていても、ほぼ不満しか残らないでしょう。

自分をよくしていこうと思えば、やることはたくさんあります。

 

まず問題に気づくこと、そして気づいても否定の少ない考え方にがわかることは、実際にやっていることをチェックしながら過ごしてみると、なかなかできそうでできないものということがわかるはずです。

 

エゴは現状維持が大好きです。

 

無駄なエネルギーは使いたくありません。

 

自分をよくして生きたいと思うのは、なにかに触発されたり影響を受けた一時的なもので、気分でやっていることが大半です。

 

今の自分が一番だと思い込んでいれば、それ以下だと無意識では思っているのですから、それ以外の考え方を身につけようなんて考えもしませんし、有るとも思いません。

 

せっかく話を聞いても、うなずいて聞いていればよく思われるから、賢く思えるから、と無意識で考えてその場しのぎの対処で終わることも多いでしょう。

 

自分が幸せに生きていくためにいまできることは限られます。

 

そこに費やすエネルギーは、意識して上手に使わないと、すぐに目減りしてなにもできないまま一日が終わります。

 

その繰り返しの中で、一生を終えた時、自分のエネルギーの大半が、どこの誰ともわからない人たちの都合のために使い尽くしていたと知ったらどうでしょうか。

 

後悔なく生きる、という言葉を考えた時、どう思うでしょうか。

 

陰謀論や善悪や正義で語られることの大半は、自分を成長させたり幸せにできるきっかけになれば別ですが、ほぼまったく意味がないことです。

 

自分が幸せに生きるために優先することではありません。

 

自分たちがどういう世界で暮らしているのか、そのことを踏まえてどう生きるのか、否定を持ち込まずに、自らをできるだけ歪めないで意識を進化させていくにはどのように考えればいいのか。

 

そういうことのきっかけとして大統領選挙の話などを考えていただければいいのですが、「黙って見ていなさい」の言葉の裏に感じるものとして、かえってそちらにとらわれてしまって自分を成長させる方向で考えなくなってしまっている人がけっこう多いのではないか、そんな感じもしています。

 

伊比裕一郎さんという方の動画を、いらしてくださっている方には直接お伝えし、「はじめのブログ」でも先月末にご紹介しましたが、そういうことを考えていただくきっかけとしてわかりやすいと思います。

 

時間を作って一度見ていただくといいと思います。

 

 

 

 

◎過去のブログも読んでみてください

自分の幸せや成長のためにつかえる大事なエネルギーを、意味のないことや関係ないことに浪費したり目減りさせることで、方向性をだしていない人たちは現状維持により一層執着しやすくなります。

 

このブログを書くもっと前にはじめのブログでいろいろ書きましたが、その中で「現状維持が一番まずい」ということを聞いたことがありました。

 

いまそちらに向かう流れがわかりやすくなっており、改めてそのことを思います。

 

自分がやったことの結果が自分に返ってきます。

 

例えば、いまここではないこの先のいつかどこかで幸せになりたい、それを夢見て過ごした結果、本当にバーチャルという夢の世界で過ごすようになるのであれば、そのとき私たちは納得できるでしょうか。

 

納得できないで幸せに生きられるでしょうか。

 

周りがどうであれ、自分がやったことが自分に返ってきます。

 

まわりが好景気でも自分がやることやらなければ貧しい生活を送りますが、みんなが納得いかない結果をみても、自分が納得いけばいいだけです。

 

その人がやればいいことをやらなかったなら、それはその人の問題であり、あなたがとやかく言うことではありません。

 

同情に引きずられないよう、自分の幸せを考えて過ごすようにしてください。

 

そのために必要なことなど、過去にたくさん書いてきています。

 

ぜひ過去のものやはじめのブログで書いたものから、自分に役立てられるような考え方を見つけて活かしていただければと思います。