◎今感じている台風のことなど
3日ほど前だったと思いますが、8月の半ば頃に一つ台風が発生するといわれ、それが少し気になっています。
梅雨時の大雨が各地でありましたが、被災が重なる感じがあり、水害のあった地域は今年の後半の台風もさらに被害をもたらすような気がしています。
9月以降、昨年と同等程度の台風がいくつかありそうな感じがしていますが、特別受け取るメッセージは今のところありません。
今年の春くらいから感じていることとして、今年は台風での被害は、なにか陰湿な感じがしています。
例えば、規模はあまり大きくなくても、これまでに被災した地域に台風が来ることで被害が増したり、心身の不調が根深くあるのか、農作物の収穫に大きな影響があるのか、地味ですが長く広範囲に影響がありそうで、見た目の派手さの方がまだましという感じです。
自然災害については、まだ本格化する時期ではないからなのか、あまり受け取る話がありませんが、8月を過ぎたあたりからなにか受け取るような気がしているので、また更新できるときには載せていきます。
◎弱い人のこれからの可能性
これから世の中に対しての多くの人が抱く印象として、極端に良くなるところと悪くなるところがあるように見えるかもしれませんが、私には栄華を誇るところは有終の美を飾ろうとしているかのように感じられ、悪くなるところからは、そこから這い上がってくる人たちの中からこそ、新たな時代の息吹は生まれるようにも感じられます。
私たちエゴは、自分に都合よくものを見ようとするので、不安な人はうまくいっているところを見て安心しようとするでしょうし、悲観的な人は陰で苦しむ人たちばかりを取り上げて、政府や社会を批判するかもしれません。
しかし、どちらをやっていても、自分のためになることをやらなければ、その先で自分の生きやすさが増していくことはないでしょう。
ワクチンができても、いま必死で働いていなければ食べていけないでしょうし、マスクをしてコロナが収まるのを耐えて待っていても、負荷に耐えるストレスと不健康な生き方をしていれば、コロナとは関係のない病気で倒れる可能性が高まります。
また、世界規模での食糧難が懸念されている中で、この先食料の価格が上がることも予想できます。
自国は大丈夫な段階でも、被害が先行する他国からの買い占めなどもあるかもしれません。
急激な変化の中、今までと同じことをしていれば仕事が減り、手にするお金も減ります。
生きていくために食べるという最低限のことすらままならなくなっても、みんな自分のことで手一杯であれば、誰かをあてにできるはずもありません。
そうなれば生活がままならなくなる人もいるのですから、いま必死に自分の状況を改善しておかないのは、ちょっとどうかと思います。
◎やれるのはいまのうち
カウンセリングをやるようになってから稀にあるのが、なにかやらかしたり困ってからやってくるケースです。
結果が出てからでは遅いので、もうその結果を認めないことには前に進めないのですが、その結果を認めたくなくて私の前で渋られても、ということがあります。
結果がでていなければ、まだやりようもあるのですが、不景気になってお金が無くなってから「なんとかしたいので、たすけてください」といっても、貯えがない、能力がない、考え足りない、社会性がない、人間性に問題あり、など、課題が山積みの中で、他の人をかき分けて自分だけ給与のいい恵まれた環境で就業できることを期待できるはずがありません。
大変な環境で必死に働いて、薄給で我慢しながら耐えしのぎ、少しでも給料のいいところに転職できるように能力を磨いたりすることはわかっていても、くたびれてしまってその元気もない、体調もよくない、回復させたくても元気の出るようなものは高くて買えない、ということもあるかもしれないのです。
そこで自分は納得して不満が出ない生き方ができていればいいのですが、あとで慌てるようでは、納得もなにもないでしょう。
なにかあって苦しむくらいなら、何かある前に同じくらい頑張れば、結果が全く異なるのはわかるはずです。
なにかある前は、いま、です。
いま必死にできることを考えてやるようにしてください。
この世界で生きていくための必要最低限のお金を稼ぐ自分自身の能力を高めること、家族と穏やかに過ごせる関係性を築くこと、食べ物や体のコンディションに気を配ること、考えれば自分にとって大事なことや必要なことはわかるはずです。
◎風向きが変わりつつある
一つの例えとして苦しむことを書きましたが、自分の能力を高めた先で真逆ともいえるバブルのような世の中が訪れたなら、また異なる展開になっていきます。
どう転んでもいいようにものごとを考えてやっていくことは、自分の幸せのために生きる上で大事なことなのです。
私たちが暮らす日本はもちろんですが、アメリカや中国のような大国になにかあれば、私たちもなんらかの影響を受けるのは間違いありません。
いつなにがあってもおかしくない時代に生きていることを自覚して、どう転んでもやっていけるように考えてやっていくことです。
自粛要請に対してや、コロナへの脅威の感じ方など、少し風向きが変わりつつあるようです。
これから不満が噴出し始める時期にはいるようだと、報道や情報に振り回される人ほどますます自分を見失いやすくなります。
わけのわからない情報に振り回されて流されて行かないよう、ここでしっかり自分のかじ取りができるようになって頑張ってください。
今年の冬至以降の世界は、かなり厳しい世界が待っているはずです。
それまでが一つの猶予です。
◎余談 この先の魔女狩り
コロナについて、いま都市部と地方の分断が行われて魔女狩りの準備運動が行われていますが、この流れのままだと、ワクチンができてから魔女狩りは急速にエスカレートしていくそうです。
ワクチン義務化の下準備がいま着々と行われており、そうなると、その先でその義務を全うしない者たちは、本格的な魔女狩りの対象となります。
そのあたりから、ようやく自分たちがどういう事態に直面しているのか気づく人が多く現れ、気づかない人たちとの二極化はより明瞭になっていくそうです。
すでに気づいている人もいるのですが、自由について、これから私たちは実践の中で考える機会に恵まれるのだそうです。