「負荷とカルマ」の補足

自分の認め方

 

「あなたアホだよね」と言われて、実際そうだと思えば、「そうだよ」と認めればいいですし、ちがうと思えば「ちがうよ」と言うだけのことです。

 

それがありのままを認めるということです。

 

 

 

 

過剰な感情

 

そこで終わらないで、傷ついたり怒る必要のないところで過剰な感情の揺れ動きがでることが、エゴの歪みです。

 

どこか許せないで否定しているところがあるので、ありのままを見られず、そうしたものがでてくるのです。

 

それに気づいた時に否定を減らしていくことが、取り組みのポイントであり、エゴをコントロールできるようになっていくことで、そこで終わらせられるようになっていきます。

 

 

 

 

どうするか

 

頭を使って生きていないという意味で「アホ」という言葉を使いましたが、アホと言われたことに対して「違う」といえるのは、アホではない人です。

 

「頭を使って生きていない」と自分でも認めるのであれば、ありのままを認めるために、「そうだよ」と答えるだけです。

 

言われたことに反論できず、なおかつそれがイヤであれば、いまより頭を使って考える習慣を身につけて賢くなることです。

 

こちらの「そうだよ」「ちがうよ」という回答に対して、相手がどう受け取り反応するかは、相手の問題です。

 

そこから先をどう関係していくかは、必要に応じて考えていけばいいのです。

 

 

 

 

自由を踏まえて考える

 

相手の発言によってこちらの自由を奪ったり抑え込むようなことをしてくれば話は別ですが、このお話は相手が思ったことを言っただけで、自由を奪われるようなことは起きていません。

 

相手に認められた自由の中で発言したことであり、こちらがそれに対して腹を立てることがあれば、そこには自分自身に対して、相手の自由を認めない特別視があることがわかります。

 

自分の方が上だと思い込んでいるということです。

 

対等公平な立場での考えではなく、慢心が隠れているのです。

 

 

 

 

 

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