混沌は増すばかり

年が明けてから初めての更新です。

 

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

 

 

 

◎混沌

 

コロナの騒動に加え、先日のトンガの火山噴火の影響もこれからでてくるのでしょう。

 

水爆だったんじゃないかという方もいるようですが、どうでもいい話です。

 

懸念されている冷夏や食糧難は、過去の事例をみれば起こりうるものです。

 

過去起きた時はそれ単発で対処すればなんとかなったのかもしれませんが、コロナに翻弄されてパニックになっている今の状況では、まともな対処はできないでしょうし、流通や各国の経済状況なども異なります。

 

2つのみならず、前々回書いたことなども含めて更に3つ4つと負荷が混じりあってくると、難解な問題になるため解決がままならぬことは以前も書いたと思います。

 

社会問題のような大きなことではなくても、印鑑が見つからない、携帯を落とした、誰かと喧嘩した、少し風邪っぽい、身内が倒れた、給料を減らされた、借金が減らない、太った、いつも買っている食品が値上がりした、ペットの餌が手に入らない、などなど、些細なことであっても気疲れしがちです。

 

思うようにいかないことが増えてきたとき、それぞれについてどういう思いこみがあるか、いま起きていることに気づいて何を考えどう対処できるのか、それによって自分が向かう先は大きく変わっていきます。

 

感情的になる人がパニックになったりヒステリックになった時何とかしようとしても、それはおそらく無理でしょう。

 

日ごろから自分の無意識の思い込みに対してやってきたことが結果となって現れます。

 

これからますます大変になれば、いまでさえできていないことが、なにもしないでこの先対処できるはずもありません。

 

人のせいにし続けているうちは変わらないのですから、その事に気づけてさえいないのであれば、さらに無意識が暴走してカルマを積み続けます。

 

例えば、もし人のせいにすることに気が付くことができれば、今の自分にできることの中で自分のためになることに目を向けること、そしてその目を向けたことの中でよりよくしていける取り組みを実際に行うことです。

 

ワクチン推進や陰謀論でも反ワクチンでもいいのですが、それがなにかあなたの役に立っているのか、少し頭を冷やして考えてみてください。

 

科学的根拠と言われるものでも、それぞれの思惑や利害や都合で塗り固められた情報がはびこっていることも少なくないどころか、ほとんどかもしれません。

 

さらにエゴでたらいまわしにされてドロドロになっている情報を根拠にものを考えても、自分のためになるはずもありません。

 

本当の話で信じ込ませた後に、そっとウソを混ぜ込むようなこともあります。

 

誰が言っているかではなく何を言っているか、そのことを忘れないでください。

 

 

 

 

 

◎身の丈を知ること

 

因果応報の話をするとき、このことが大前提にあります。

 

一見手の届かないような気候変動なども、私達の意識ややってきたことが地球から発せられて還ってくることで起きているようです。

 

足もとをおろそかに何かを積み重ねても、いずれどこかで行き詰まり、またやり直していくことになります。

 

もし全体のことも考えるのであれば、私たちエゴという最下層だからこそ、自分のことを大事にして自分のためになることをやり、否定を減らして意識レベルを上げながら成長していくことが大事になります。

 

それが自分のためになり、全体のためにもなることです。

 

エゴの得になるよう小賢しく全託しようとあれこれ考える必要もありません。

 

やることは非常にシンプルです。

 

やりたい人はやればいいのですが、自分をおろそかにして全体のためになることをやっても、どこかで見落としているものがあるでしょうし、片手落ちになってしまいます。

 

でも、それでもいいと思っています。

 

自分を生きることは代わりが効かないことです。

 

否定を減らし成長して生きやすくなるからこそ、意味のある人生といえるのではないでしょうか。

 

辛い思いや苦しい経験も、身の丈を知るきっかけになれば、自分で判断する基準になるものです。

 

限界までやるからこそ、できることできないことがわかります。

 

それが自分のなかで明確な基準になります。

 

適当に済ませるから、自分の身の丈では判断できず、どこかのだれかの基準で考えてしまいがちになります。

 

誰かの話や一般論で決めていきます。

 

それが自分の思うものにて適していればいいですし、適していなければちぐはぐな結果になっていきます。

 

自分に合わないもので自分に合ったものを決められるはずもありません。

 

ここ数年、とにかく一生懸命やりなさい、がんばりなさい、ということを繰り返し促されてここに書いてきましたが、それを実行してきた方は、やってきたなりに自分でものごとを考えられるようになってきているはずです。

 

つまり、自分を生きるようになってきているはずなのです。

 

やりもしないでうまくいかないことに腹を立てたり不安になって動けなくなっていても、それはやることやらなかった結果です。

 

いまこうして生きづらく感じることの多い世の中になっているのも、負荷を通して身の丈を知る機会だと考えれば、また印象も変わるのではないでしょうか。

 

自分が無い人がどういう選択をしているか考えると、自分を生きることについても理解が進むと思います。

 

まだまだこれから大変なことが積み重なっていきます。

 

ここに書いてきたことを自分に活かしたい方は、日々の生活のなかで頑張って理解に努め実践する心がけてください。

 

不慣れなことは失敗も多いですし、勘違いもあります。

 

そこを修正していく過程もまた、よりよくです。

 

 

 

◎余談 一つの可能性のお話

 

とりあえず、これからの数年を考えた時、私たちの日々の生活で困ることの一つとして、お金が無くて困る機会が増える可能性が考えられます。

 

すでにそうなっている人もいるでしょう。

 

ここからは、前々回のブログで書いたことが現実化した時の一つの可能性としてのお話です。

 

もしあの事が実際に起こると、それまで身体症状に問題無くても、落ち込んでウツになっていく人もでてきます。

 

そのことがきっかけでおきる心身の不調は多岐にわたります。

 

不調が深刻になれば、社会生活がままならなくなり、稼ぎもままならなっていきます。

 

そうなった場合、貯蓄か遺産、または保険をあてにする人が多いと思います。

 

しかし、それは個人差があるものです。

 

また、物価が上がり、食糧をはじめとして薬や日用品など物が手にはいりにくくなることもあるかもしれません。

 

食糧に関しては、今回の噴火の影響でより深刻さが増してきています。

 

そして、税金のみならず健康保険料や社会保険料なども上がり、生活保護費や社会保障費に給与などが下がるようなことが重なってくると、日々の生活費や治療費などを何とかするために、不調の原因を理由に誰かを訴えることも出てくると思います。

 

企業や国を訴えても、おそらく時間がかかるばかりで、結局はなにも保証されない可能性の方が高いのではないでしょうか。

 

 

その裏付けといっていいのかわかりませんが、それらしき情報はネット上にいろいろ出回っています。

 

そうなると、比較的確実性の高いところとして、大丈夫だと言ってきっかけを作ったり勧めてきたりした職業の人たちを対象に訴える人たちがこれから出てくるかもしれません。

 

職域だなんだと仕事場で強要されていればなおのこと、家族、友人、知人、つらくて恨みつらみから極端な行動に移す人もいるでしょう。

 

そのあたりから一斉に反転したように世の中が変わり始める可能性もあります。

 

自分で考えずに言われたことを鵜呑みにするばかりか、尾ひれをつけるようにして過剰に行動してしまった人たちは、その責任を自らとらなくてはいけません。

 

国が薦めていたから大丈夫だと思った、社会の風潮として仕方なかったなど、責任転嫁して逃れようとする人もいるでしょう。

 

しかし、ほんとに責任転嫁できるほどの立場にいれば、そもそもそういう状況にはなりません。

 

しょせんその程度だった、と自らを思い知る頃には、結果が出てからでは遅い状況です。

 

わかる人にはわかると思いますが、ひずみを押し付けられているというよりは、勘違いしたり思い込んで勝手に暴走して自ら潰れに行っているような人も少なくありません。

 

それがわかると、エゴのチェックとコントロールということの大事さを実感する人もいると思います。

 

イケイケどんどんでやってしまったことのひずみの解消は、アセンションという言葉で美化した時代を思い描いていた人たちのビジョンからは遠くかけ離れてものになるのではないでしょうか。

 

イケイケは年齢層をひろげながら、まだ続いています。

 

この状況で、さらに片棒を新たに担ぐ人もでてくるでしょう。

 

あまりに偏った判断で突っ走った結果が、自らをどう運命づけていくのでしょうか。

 

よく考えて過ごすようにしてください。

 

世の中はこれから本格的に荒れていきます。

 

その荒れた人々の心に呼応して、自然界もますます大きく揺れ動いていきます。

 

そんな時代に必要なことを、これまでここに書いてきてあります。