「問題が起きてからどうするか」

◎分離する台風の気配

 

先日龍の姿で見せられた台風の気配は、二つに分離して、その片方が動こうとしています。

 

おそらく台風9号がそれにあたるのでしょうが、長崎県、佐賀県、熊本県、鹿児島といった九州西側にいくらかの被害をもたらすようです。

 

台風単独ではそれほどではなくとも、梅雨時の大雨の被害があった地域は特に気を付けた方がいいようです。

 

また、台風の直接的な被害ではないものの、そうした地域では高齢者を中心に精神的な疲れが原因で体調を崩す人が出てきそうなので、弱い立場の人たちほど被害をこうむりやすい、そういう感じが伝わってきます。

 

分離してとどまっている方やその他の台風については、いまはあまり関東に向かってくる感じがしないので、今年は西日本の方が被害が大きいのかな、という感じです。

 

しかし、また直前にいろいろ見えてくるものがあるので、今の時点で感じていること、としておきます。

 

中国については、内陸部とはいえ、三峡ダムに関連する地域にどれだけ台風や前線の影響があるのかが気になります。

 

比較的大きな動きが出てくるのが9月半ば以降といわれていますので、台風の大きめの被害がでやすくなるとしたら、その頃からではないでしょうか。

 

アメリカでは、人々の気持ちの乱れと呼応するようにハリケーンの被害がでやすくなるようなので、地域によっては穏やかではない時期を過ごすことになりそうです。

 

 

いまは次の時期に向けて着々となにか準備がなされている感じがします。

 

それはコロナの影響と同等かそれ以上のもののようです。

 

昨年の今頃は、見えない世界から伝わってくることをあれこれ書いていましたが、11月までの三か月のあと、コロナウイルスの騒動が広がっていきました。

 

私たちの視点では気づけないようなことは常にあちこちにありますが、昨年のそれに似た感じが今またしているので、自分の在り方などを改めて考えていただく時期ではないかと思います。

 

  

 

◎ひろかねさんだって

 

ひろかねさんのことをこれまでいろいろ書いてきたので、それを読んだ方の中には、完璧に何事もこなす人、というイメージがあるかもしれません。

 

しかし、そういうイメージをもってしまうと、きっちりきっちりしようとしすぎて、窮屈な生き方になってしまう方もいるかもしれません。

 

そこで思い返していただきたいのですが、私たちは不完全な存在であることは何度も書いてきました。

 

失敗もするし、間違ったことやおかしなこともします。

 

不完全な私たちがなんらかの問題を起こすことは、ある意味仕方がないことであり、エゴを認めて生きている、ということは、そういうこともあるよねと認められる生き方をしているということです。

 

失敗がダメなこと、と思い込んでしまうと、失敗することを否定しますが、ひろかねさんは、「問題がおきてからどうするかなんだよ」とおっしゃいます。

 

ひろかねさんもエゴ主体で生きているので、時に失敗もしますし、エゴの価値観を優先して動くこともあるそうです。

 

問題が起きてしまうことは、不完全な私たちがやることですから、仕方がないことです。

 

ただ、それをそのまま放置するのではなく、ある一定の区切りとなるところまでやることで、次に持ち越すものがなくなり、カルマはそこで解消されてもいくのです。

 

それが、「納得いくところまでやったかどうか」「後悔ない生き方をする」などです。

 

 

 

 

◎「問題が起きてからどうするか」

 

問題が起きたら、ここまでやったら一区切りというところまで解決に努める、謝る、繰り返さないよう反省して、次同じことが起きても対処できるよう答えを考えて自分なりの結論を出しておく、今回中途半端だった場合は、ここまでやったらやったといえるというところまで気づいたその時に改めてやってみる、などをします。

 

問題が起きて一応の解決がなされたとしても、それが人任せだったりごまかしだったりすれば、「次起きた時やればいいや」で先伸ばしした人は、なにも成長しないまま同じことを繰り返し、失敗してからまた反省することになりかねません。

 

ですから、気づいたその場で確認する、可能であればその場でできるようにして次に持ち越さない、そういうことを繰り返していくことで、問題が問題とならなくなっていく、よりよくなっていくという成長を、自らの取り組みによって成し遂げていくことができます。

 

問題を放置しても、成長しなくても、別にその人が気にならなければそれはそれでいいことです。

 

ただ、変わりたい、よくなりたい、そう思ったときには、こうした考え方で取り組んでいくと効率的に成長していけます。

 

仮に厄災が頻繁に降りかかる一方で、先延ばしにしないで効率的に成長していく取り組みをしていれば、流れに呑み込まれるように一方的に落ちていく、ということはそうはありませんし、むしろ周りは関係なく自分はよくなっていく、ということもあるかもしれないのです。

 

問題に気づいた時に自分がなにをどうしたいのか考えてみて、よりよく生きるという方向性をだしていることを自覚できたなら、どこまでが一区切りか考えてみてください。

 

そして、問題を繰り返さない、持ち越さない、そういう取り組みを考えて行っていくといいでしょう。

 

気付けなければ取り組みようもないことですので、気づける自分であるために、まず方向性を出すことからやるようにしてください。

 

気づくこともなく、やることもなければ、ゆっくりと過ごせばいいでしょう。

 

やる気があるなら、忙しいときにはできないことを学ぶ時間にあてるといいと思います。