お店をやっている方の解除後の仕事について

◎エゴを踏まえて解除後について考えてみました

 

いらしてくださる方たちにはすでにお話をしていたこともありますが、改めて書いておくことにします。

 

エゴの特性として、いつも同じことをし続けることでエネルギーを節約しようとするため、習慣が変わることを嫌がる人は多いです。

 

一方で、自分の得になると思うことには積極的に動くため、もちろんそうでないこともあります。

 

どの商売でも、定期的に来店や利用してくれることが習慣になっている常連さんという方たちがいます。

 

そういう方にとって今回の緊急事態宣言期間は、これまでの習慣を半ば強制的に変えさせられることでした。

 

ですので、商売をやっている方は、その影響がどこまででるのか考え、それに対して今なにができるのか考えておくといいと思います。

 

エゴはいつもの行動ができないと、ストレスを感じるようになります。

 

しかし、新たな環境に合わせて新たな生活習慣が身についてきた方には、そういうストレスは少なくなっていきます。

 

他には、自分の行動パターンをもとに戻そうとしたり、変えないで過ごす人たちもいます。

 

自分の判断でできる中でできることをするように考えて行動する人もいれば、我慢が効かずにこれまでと同じことを繰り返したり、ある時期を過ぎたあたりから、何かと理由を見つけて外出するようになっている人もいます。

 

飲食店を中心にお店を閉めている場合、緊急事態宣言が解除されてから常連さんが戻ってくるケースを期待している方も少なくないと思います。

 

しかし、世の中が変わり習慣が変わった今、以前と同じように店に足を運んでくださる方がどれほどいるでしょうか。

 

もちろん、解除後に真っ先に足を運んでくれる方もいるでしょうが、新たな習慣が身についた方や仕事を含めた生活環境が変わってしまった方など、縁遠くなることが考えられます。

 

解除後に同じお店に行こうと思っていても、自粛期間中はお休みだったことで他のお店に行ってそちらの方が気に入ったり、コロナの3密がずっと気になって生理的に不安になることで行きづらくなるケースや、収入や貯えにお金の使い方など、それらが以前と変わってしまって通えなくなる、そんな方もいると思います。

 

解除されたからすぐに売り上げが元通りになる、そういうお店はごく限られるのではないでしょうか。

 

その場合、売り上げをなんとかするために、改めて新規のお客さんに来てもらえるようなことをする必要があります。

 

しかし、お店としての体力がないとそういうことも負担に感じるため、自粛期間で意欲が衰えてしまっていると大変です。

 

補助金や給付金でなんとかできる人たちもいますが、何とかできない人もいますし、緊急事態宣言期間を過ぎた後どこまでそれが適応されるかもわかりません。

 

勝手な都合と甘い思い込みで自分から振り回されるのではなく、この機会に、自分がやった分だけ改善する、そう考えるようにしていくといいと思います。

 

そのための準備や取り組みをこの期間中にやってきた方は、立て直しも比較的早くなされるのではないでしょうか。

 

定期的にお客さんと連絡をとったり、ブログを定期的に更新して読んでもらったり、できる範囲で営業を続けることなども、常連さんの習慣を保つために役立つことです。

 

ことあるごとに印象に残ることをすれば思い出してもらいやすいでしょうが、そこまででなくても定期的に目を向けてもらえるようなことをし続けることで、エゴの特性に働きかけることになるため、営業を再開したときに役にたつはずです。

 

なによりも、宣言前までの関係性がきちんとできていれば、多少期間が空いたとしても戻ってきてくれる可能性は高いです。

 

そういう仕事ができていれば励みとし、そこからさらに自信をもって取り組んでいくことです。

 

 

 

 

◎「どうしよう」

 

コロナウイルスをきっかけに、私たちの身の回りの状況は大きく変わりました。

 

解除がなされても、今後もいつ不足の事態に陥ることがあるかもしれません。

 

その度ごとに、私たちは日ごろの取り組みの結果を折に触れて見ていくことになります。

 

まだ結果が出ていないことであれば、それまでの間にできる限りのことをしておくといいでしょう。

 

「これまでと世の中が変わって、今までのやり方が通用しなかったらどうしよう」と心配になる方もいるかもしれませんが、その「どうしよう」が今目の前にないことであれば、いまやれることがあるうちは、なによりもまずその目の前のことに全力で取り組むことです。

 

「どうしよう」ということが目の前に来た時に、それはまた全力で考えればいいことです。

 

そうなるかもしれませんが、そうならないかもしれません。

 

今目の前のことにしっかり取り組むことができなければ、「どうしよう」という時にもしっかり取り組むことなどできません。

 

予測できることへの備えはできるときにしておくといいと思います。

 

その「できるとき」は、今目の前のことにしっかり取り組めたうえで、余裕ができてからやればいいことです。

 

まず目の前のことに取り組むことで、なにが問題なのか気づけるようになっていきます。

 

気付けることで、考え方を変えて行動を変え、結果を変えていくことにつながります。

 

これまでの世の中で通用したことでも、時代の急速な変化とともに、これからはどんどん通用しなくなることが出てきます。

 

常日頃から一生懸命仕事をして、少しずつでも改善を加えながら取り組むことで、その時々にあったもの、通用する仕事を、できるようにしておくことです。

 

将来的にやりたいことがあっても今はできない場合、空いた時間を使ってその力を磨いていけばいいでしょう。

 

それを本業としたいと思うなら、これからは相当腕を磨いていかなくては通用しないことも増えていきます。

 

みながこれから必死に生きていくと、半端なレベルでは相手にされない業種も増えていきます。

 

ヒーラーやカウンセラーにあこがれても、自分が実践してまともに生活を成り立たせられてないレベルでは、これからますますお金を出して受けたいと思ってもらえません。

 

グラウンディングという地に足付けた生き方ができ、そのうえで大事なことも聞ける、納得いくセッションやヒーリングを受けられる、そういう方でないと、この先まともに食べていけないのではないでしょうか。

 

ですから、いまやっている仕事で、まずはきちんと食べていけるように頑張ることです。

 

その中で、新たな可能性を見出し、次に進めるのであれば、またそこで頑張っていくといいと思います。

 

 

 

 

◎余談

 

今夜は満月です。

 

地震に関してはその後何も言われませんが、最近全国的によく揺れているのではないでしょうか。

 

その中で、中央構造線付近でみたときに、愛知県から関西・中国地方にかけての一帯があまり揺れていないことが気になります。

 

4月後半には、一週間ほど注意が必要と言われていましたが、まだ気が抜けない感じが続いています。

 

スピリチュアルな活動をしている方たちのお話を聞いていると、地震や社会情勢に経済についてなど、これからの展開について感じていることに違いがあるようです。

 

しかし、どれが正しいというわけではなく、指導する存在たちからのそれぞれのヴィジョンに影響されて、それぞれの立場からよくしようとしているのではないでしょうか。

 

どの可能性が現実化するかは、その時になってみないとわかりません。

 

違うものを見聞きすれば行動も変わるので、多彩多様な働きかけで、少しでも可能性を広げようとしているようにも思えます。

 

その違いを楽しみながら、それぞれが自分の幸せのために生きていけばいいと考えています。