お祈りと絡めて
これまで全肯定の考え方の一環として、上位意識とつながることをテーマにいろいろと書いたり話したりしてきました。
今回は、全肯定から考える五井先生のお祈りの意味と絡めて書いていきます。
お祈りの目的
五井先生のお祈りの目的は、その文言からもわかるように「上位意識とつながること」です。
では、なぜ上位意識とつながる必要があるのでしょうか。
前提として、「よりよく生きる」方向性をだしていることが求められますが、上位意識との繋がりを通して自身の歪みを解消しやすくするためです。
(歪みとは、全肯定における否定のことです。)
否定的な考え方は視野を狭めますが、考え方の中から否定を減らしていくことで視野がひろがるため、選択肢が増えてよりよい生き方がしやすくなっていきます。
生きやすくなるとは、感じていた負荷が軽減したり、楽になっていく、ということです。
わからなかったことがわかるようになったり、ゆるせなかったことがゆるせるようになれば、気持ちが楽になります。
お祈りの目的は上位意識とつながること、そしてそこから得られるインスピレーションにより、エゴだけで判断するよりいい生き方ができるようになることです。
その効果とは
では、よりよく生きられるようになっていくと、どうなっていくのでしょうか。
実感としてどういう感じなのか、ともいえますが、これは「実感がないのがお祈り」ということです。
なぜ実感が無いかというと、効果が無いからではありません。
自分が成長することでよりよく生きられるようになっていき、問題が問題でなくなっていくため、どんどん普通に生きられるようになっていきます
特別なことが起こるから効果があったと考えがちですが、よりよく生きる方向性をだしているならば、自身の成長に伴い生きやすさが増すことや、ものごとがスムーズに流れるような普通の生き方がしやすくなっていくことを自覚できた時に、お祈りの効果があったと考えるといいのです。
上位意識ではあるけれど
上位意識については、この3次元世界より上の世界であれば上位といえるため、幽界や霊界の存在もそれに該当します。
地獄もそうした世界にあるのですから、地獄の住人であっても上位意識となるのです。
「より歪みの少ない存在」ということは書いてきていますので、その辺りの事がわかっていなかった方は、改めて考えてみてください。
やたらに祈ればどうなるか考えると、その時のエゴのレベルで繋がるのですから、推して知るべしです。
どことつながるのかを、よく考えなくてはいけません。
一番歪みが少ないから
私が教えていただいた全肯定の考え方では、つながる先として「全体性の働き」を目指します。
「上位意識とつながる」という表現は、いきなり「全体性につながる」といわれても理解できないだろうということで、ひろかねさんが私のレベルに合わせて使い分けて話をしてくださっていたからでした。
それをそのまま皆さんにもお伝えして継続してきましたが、私自身一つの整理がついた感じがしていることと、これまでここで学んでくださってきた方を前提にお話をしており、その中である程度理解できる方も増えてきたと思いますので、これまで「上位意識とつながる」という表現をしてきたものは、今後は「全体性につながる」という表現にしていきます。
なぜ全体性かといえば、それが一番歪みが少ないからです。
よろしくお願いいたします
気が付けば約1カ月ぶりの更新でした。
前回は年明けすぐでしたが、一カ月たつと月食や旧正月などにぎやかな時期ですね。
いましばらく仕事で忙しいこともあり、次回以降の更新については間が空きがちになると思います。
← よろしくお願いいたします。